お元気様です。
ずいぶんご無沙汰しております。管理人Kです☆

早いもので気が付けば年末年始。この一年は新型コロナウィルス感染症の影響により全世界に大きな歴史を刻んだ年となりました。また私自身もこの一年はとても激動の年でした。。
年が明けて2021年は今年よりも笑って過ごせる事を切に祈るばかりです。

さて、今回はR２BY（Brewery Year)新酒のご案内です。
仕込みが１０月より始まり、全国的にリリースされるシーズン最初の新酒。
「純米吟醸しぼりたて楽」と「純米吟醸あらばしり」
どちらも季節限定商品となっており大変ご好評頂いている商品です。その味わいや特徴などご紹介させて頂きます☆

R2BY しぼりたて楽

とてもキャッチ―でポップな味わいが特徴です。
果実味あふれるフレッシュな香りから、もぎたてのフルーツを連想し口に含めば瑞々しい、少し酸味を帯びた甘い果実をかじったような味わいが口一杯に広がります。
お米の旨味と心地よい酸が味全体の抑揚を生み出し、新酒のフレッシュさが全体の味わいをグッと引き締めてくれます。
余韻はやさしいお米の甘みがほんのり残り、スッと喉元をすり抜けて行きます。

何か際立つ訳でもなく、派手な味わいでもありません。だからこそいろいろな料理との相性も抜群。
名前の通り、飾らず、気軽に飲めて、楽しい食事になるのではないでしょうか。

R2BY あらばしり

オール山田錦を55％まで精米し、じっくりと低温で発酵を進める吟醸造り。
上立ち香は華やかでありながら落ち着きのある吟醸香。その味わいはクリアなお米の旨味を感じながらも硬質でミネラル感があります。
穏やかで心地よい酸味が味全体のバランスを良くしてくれます。
余韻は長くタイトな味わいが徐々に舌の上でほどかれて行くイメージがします。そして最後に残るほのかなお米の甘みが秀逸です。
酒米の代表格、オール山田錦の素晴らしさと松の司らしさを感じる仕上がりです。

ホップで楽しいイメージの「しぼりたて楽」とシックで落ち着きのある「あらばしり」。この個性の対比がとても面白いと思います。

新酒の香りや旬な味わいに「あぁやっぱり旨い。。冬だなぁ」と、毎年思います。
生酒は酵母が生きた状態です。日々変わりゆく味わいのスタートを感じ、その経過を楽しむのも日本酒の楽しさではないかと思います。

この年末年始。こんな時だからこそ今年はゆっくりお酒を飲みながら美味しい食事をしてお家時間を楽しみましょう☆